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ゴム印の種類

ゴム印を普段使っていますか?
小学校などの名簿用のハンコで見たり、社会人になるとよく使う言葉をハンコにして仕事の効率化を図ったりなど実は身近にあるハンコです。

本日はゴム印の種類や特徴について説明をしていきます。

ゴム印とは、印面がゴムでできたハンコのことです。
木や石の印材を使った彫刻印より安価で作成でき、落としても割れないためよく出回っています。
安価な反面、長い間使い続けていると印面に力が加わり少しずつ印面が変化してしまいます。(熱や経年によっても印面が劣化することがあります)
その為、公文書に押すことや、印章として登録することができません。

ゴム印は基本的に、清刷り(鮮明に印刷された)原稿があればどのようなものでも作成できます。

種類
①氏名印
学校などでよく見るスタンプ。
名前以外にも同じぐらいのサイズのゴム印は氏名印と呼びます。


②贈答印・慶弔印
のし紙や金封の表書きに押すゴム印。行書体が主流です。


③データ印
データ器具という部分の先にゴムの印面がついており、器具を回転させて日付を変更することができます。形は丸形が多いですが、角形や楕円などもあります。


④角印・代表者印
彫刻印鑑の会社印と同じですが、ゴム印のため正式な文書には使用不可です。


⑤落款印・趣味印
書面や手紙などに押す署名の代わりの印。
作品の一部になる印なので書体も多様で白抜きで作成もされるなど、こだわって作る方が多いです。

⑥その他
お持ちいただいた原稿をもとに作成することもできます。


認印や実印もゴム印で作成は可能ですが印鑑登録をすることはできません。
また、彫刻印を持参されて同じ印影のモノを作成してほしいと言われた場合は作成不可です。ただし、ゴム印を持参されて同じ印影のモノを作成することは可能です。

【お客様からの質問】
ゴム印が劣化してしまって印面が見づらくなってしまったけど印面だけの交換はできる?
台木のお預かりで印面のみの張替えを承ります。(見出しは変わりません)
また、朱肉で捺印される場合、朱肉の成分で印面が劣化してしまうことがあります。黒ゴム(耐油ゴム)という印面が一般的な赤いゴム印より耐久性があるので、少し価格が高くなりますがおすすめです。

N.H


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