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備後彩雲インク★制作裏話!

5/22(土)に第2弾を発売した備後彩雲インク、お手に取って下さった皆様、本当にありがとうございます♡

「この商品、初めて聞いた!!」という方にも、この場を借りてぜひ説明をさせて下さい。
備後彩雲(びんごさいうん)インクは、うさぎやオリジナルインクの新たなシリーズとして、
2021年3月13日(土)に第1弾を発売致しました。

そもそも、この企画が始まったのは今からちょうど1年ほど前・・・。
昨年は、うさぎや福山南店が福山に出店をして2020年11月に丸3年を迎えるというタイミングでした。
そんな節目となる年に、ここから更に備後地区の皆様に愛される店づくり、商品開発をしたい、という思いで企画を始動を致しました。

少し話を遡ると・・・、うさぎやオリジナルインクの歴史は、今から約10年前の2010年に始まりました。
製造は、うさぎやオリジナル万年筆シリーズでもお馴染み、セーラー万年筆様が担って下さり、
店舗の出店、リニューアルなどのイベントに合わせて定期的に新色を発売し、現在は約40種類ほど発売をしています。

しかし!!!!しかしなのです。うさぎやは岡山県倉敷市に本社を置く「クラブン」が運営しているため、
インクのラインナップはどうしても広島感が少なかったのです・・・。(後楽園、くらしき白壁、児島デニム、晴れの国、マスカットetc....)

このままではいけない!!!ということで、新色インクは思い切って新しいシリーズとして備後感を強く打ち出す!!
地元の方の意見もしっかり聞いて作りたい!!!ということで・・・
うさぎや福山南店で働く全スタッフにアンケートを取り、色のイメージを募った上で商品化に着手致しました。

ちなみに、備後彩雲というのは創作四字熟語です(笑)
備後の上空を雲がふわふわと飛びながら、福山・尾道の自然・情緒ある風景・草花にふれて、色がうつりかわっていく・・・という意味です。

そして、これも非常にチャレンジではあったのですが・・・
オリジナルインクの製造をいただいているメーカー様も、この備後彩雲インクは新たなメーカー様にお願いをしました。


倉敷にあるデニム・アパレル製品の染色・加工メーカーのWHOVAL(フーヴァル) 様。

以前、インディゴ染料インクも作っていただいたことがあるのですが、他にも様々な色を作れる!!
という噂を聞きつけ(笑)、新たな挑戦ということで、お願いをして作っていただきました。
色の開発にあたっては、かなりの試行錯誤があり、特にこの度発売をした第2弾の商品化には大変苦労をしました。
(発色の仕方、インクの粘度、などなど・・・)

ということで、この備後彩雲インクは、うさぎやスタッフの熱い想いと、メーカー様と二人三脚で取り組んだ挑戦の軌跡・・・
一言では言い尽くせない、いろいろな想いが詰まった商品です。
この第1弾、第2弾では惜しくも商品化しなかった色もたくさんあるので、
ここから先、第3弾・第4弾でまた実現化していきたい、とスタッフ全員で話しているところです。

メーカー様とも協力をし、更に更に魅力的で質の良いインクをお届けできるよう、研究を重ねて参ります!
ぜひ、一度店頭で試筆いただき、気に入っていただけましたら、ご自宅にお迎えいただければと思います。

最後に、今まで出した第1弾・第2弾のラインナップをご紹介いたします。


★第1弾★
①鞆の浦の常夜灯・・・福山市鞆の浦にある常夜灯の灯りが美しく灯る、静かな夜の光景をイメージしたダークブルー。
②仙酔アイランドブルー・・・仙酔島を目指す船が、鞆の浦の海に立てる優しい波しぶきをイメージしたマリンブルー。
③しまなみ海道の青空・・・尾道市にあるしまなみ海道を自転車で渡りながら見上げた、澄み渡る青空をイメージしたスカイブルー。


★第2弾★
④プリンセスふくやま・・・福山市が作った薔薇の品種、「プリンセスふくやま」をイメージした明るいイエロー。
⑤尾道千光寺の桜・・・尾道市千光寺で春に咲き誇る、約1500本の桜の花をイメージした淡いピンク。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
ぜひ店頭で商品をご覧くださいね★(ネットでも販売中です!)

メーカー:うさぎや
品名:鞆の浦の常夜灯
品番:U-039
価格:900円+税 (990円税込)
取扱店:うさぎや全店

A.T


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