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ファイルの穴の数について

今回は穴を開けて綴じるファイルの穴の数についてです。

穴を開けて綴じるファイルは、その名の通り綴じる紙にパンチなどで穴を開けて、
穴をリングや綴じ具に入れて綴じる形式のファイルです。

今主流のファイルは2穴ですが、その他にも3穴、4穴、26穴、30穴etc...があります。

【説明・特徴】


〇2穴ファイル
日本では主流の穴の数です。
穴あけパンチで開けてすぐに綴じれるので便利ですよね。
ただ、2つのリングで書類を支えるので、経年で書類がよれてきたり、
穴から破れやすかったりするのが悩みどころ。
その為、コクヨのワンパッチスタンプのように穴を保護する専用のシールなんかも発売されています。


〇3穴
アメリカでは主流な穴の数のようですが、残念ながら日本ではほとんど発売がありません。
対応する穴あけパンチを探すのも苦労しそうです・・・。

〇4穴
2穴が破れやすいのなら倍の4穴ならどうだ!!という感じで開発されたのかは分かりませんが、
2穴よりも安定感が増しているのは確かです。
発売しているメーカーは少ないのですが、私の知る限りではコクヨ、テージー、エトランジェ・ディ・コスタリカから
発売中です(廃番になっていたらごめんなさい。ちなみにエトランジェは岡山店で定番で置いています)。


〇26穴、30穴
26穴と30穴は、実はファイルというよりも、どちらかと言えばルーズリーフに
使われている穴の数です。B5サイズは26穴、A4サイズが30穴です。
ファイルで言えば、帳簿用のファイルがこの穴の数を採用しています。
帳簿ファイルと呼ばれるものなどがそれです。
ちなみに、カール事務機から、26穴専用のゲージパンチという穴あけパンチが
発売されており、オリジナルのルーズリーフを作成することもできます。


その他の穴の数としては、8,910,12,14,16,17,18,20,22などなどなど・・・があります。
これらはデータバインダーとも呼ばれ、ほとんどが伝票などを綴じるためのファイルです。
かなり特殊な穴の数のファイルになるので、おそらくほとんどが取り寄せになると思われます。


【よくある質問】
質問というわけではないですが、よくバインダーという言葉がファイルを指すときに使われることがあります。
実はこれも多義的な言葉で、ファイル、クリップボード、ルーズリーフ用バインダーという意味で使われています。
店頭で、バインダーはどこですか?とかバインダーが欲しいんですが?とお問い合わせがあると、
え?どれ?となってしまったり。
2穴や4穴はファイルコーナーに、26穴や30穴はだいたいがルーズリーフコーナーにあったりしますので、
「バインダー」を探すときはご参考にしてみてください。

K.U.


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