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シャープペンシルの種類と正しい使い方

誰もが一度は使ったことがある「シャープペンシル」!
近年では、様々な種類のシャープペンシルが発売されていますよね。


本日は、「シャープペンシルの種類と正しい使い方」について紹介させていただきます✨

まずは、「シャープペンシル」の語源についてお話します!

シャープペンシルが発明されたのは、1822年まで遡ります。発明者はイギリスのホーキンスとモーダンでした。
その後1837年から1838年ごろのアメリカでエバーシャープペンシル(常に尖った鉛筆)の商標名で発売されました。
日本には、1877年に輸入され当初は「繰出鉛筆」と呼ばれていました。

1915年に、早川金属工業株式会社(現在の家電メーカー:シャープ株式会社)の創始者 早川徳次が
実用に耐えられるようニッケル製の繰出鉛筆を発明し「早川式繰出鉛筆」の名で特許を取得。
翌年には、芯を細く改良された早川式繰出鉛筆は「エバーレディシャープペンシル(常備されている尖った鉛筆)」の名で発売されました!
シャープペンシルの名前は、アメリカのエバーシャープペンシル、日本のエバーレディシャープペンシルに由来するんですね(*^-^*)

1960年、大日本文具(現在のぺんてる)がハイポリマー芯を開発し、現在使われている0.5mm芯が完成!
ここからバリエーションが増えてきています!

それでは、シャープペンシルの由来が分かったところで、使い方の注意点をみていきましょう!

芯はシャープペンシル本体に合った芯でないといけません!
0.5に0.3や0.7を入れても合いません!
芯タンクには、芯をいれすぎないでください!
入れすぎると芯が出てこない症状がおこりやすいです。2,3本がタンクに入っているのがベストです

以上の点に注意して、使用してくださいね(^^)/


では、色々な特徴のあるシャープペンシルを紹介していきます!!
【種類・特徴】
製図用シャープペンシル (主なメーカー:ステッドラー)
線を主に引く製図の技能作業に特化した商品です。スリーブ(ペンの先端部の金属)が長いのが特徴で
これにより並行定規などに当てやすいため、快適に正確な線を書くことができます


振り子式シャープペンシル (主なメーカー:パイロット 2020シリーズ)
振るだけで芯が出てくる機能のついた商品です。内部に重量のある金属パイプが仕込まれており
ペンを振ることでこれを上下させ金属パイプの反動で繰り出し機構を作動させています。
芯を出すのに持ち替える必要が無いため、安定したリズムでの筆記が可能です♪


残芯が少ないシャープペンシル (主なメーカー:プラチナ ゼロシン)
機構は内部に仕込んだパーツで短くなった芯を抜け落ちない程度に支え、後ろから繰り出される
もう一本の芯で保持していくという、芯と芯とのつなぎ目を上手に埋めるリレー方式になっています。
1mmの残芯タイプがありますが主流はコストダウンの為3.5mmのものが多いです。


人間工学に基づいたシャープペンシル (主なメーカー:パイロット ドクターグリップ、三菱鉛筆 アルファゲル)
太軸にして持ちやすくしたり、重心バランスを最適化したグリップを柔らかくしたり疲れにくくしたりと
設計されている商品です!


芯が回転するシャープペンシル (主なメーカー:三菱鉛筆 クルトガ)
芯が紙にあたる度にシャープメカについたギアが回転し、芯を均等に減らす仕組みとなっています。
学生に大人気商品です!!


サイドノックのシャープペンシル (主なメーカー:トンボ鉛筆 モノグラフ)
サイドノック式商品です。 360度どの方向からでもボディをポキッとノックすると
芯がでてくる商品もあります。


センター試験用シャープペンシル (主なメーカー:ぺんてる)
1.3mmの太さがマークシートに適しておりセンター試験用としてあります。


木製ボディのシャープペンシル (主なメーカー:三菱 ピュアモルト)
ある程度の重量があり手に馴染みやすい木製のボディを使用している商品です。
ピュアモルトはウィスキー樽の素材を使用しています。


鉛筆タイプのシャープペンシル (主なメーカー:コクヨ 鉛筆シャープ)
鉛筆のような書き心地が持ち味♪


折れないシャープペンシル (主なメーカー:ゼブラ デルガード、ぺんてる オレンズ)
折れないようになっているシャープペンシル! 各社によって特徴は違います。
例えばゼブラ デルガードは筆記中の、あらゆる角度のどんなに強い筆圧からも折れないように芯を守るため
折れない構造になっています。


色々な特徴のシャープペンシルが出ているので、
ぜひ自分のお気に入りの1本を見つけて下さい(*^-^*)

Y.O


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